【今治市】公園に潜む毒クモに注意!今治市内の公園で「セアカゴケグモ」が発見されました!
今治市大西町の公園「藤山健康文化公園」で2024年8月8日9時、今治市環境政策課に「セアカゴケグモ」の発生の連絡が今治市担当職員から入りました。
その後連絡を受けた今治市の職員2名と、愛媛県生物多様性センターの職員1名で発生場所を確認したところ50匹以上の営巣を確認しその後駆除したとの事です。
セアカゴケグモは元々はオーストラリアなどに生息していた外来種ですが、愛媛県内では平成26年に愛南町で発見されて以降、令和元年には新居浜市で発見されるなど徐々に生息域を増やしています。
セアカゴケグモは攻撃的な性格ではありませんが、気が付かないままに近づきすぎたり、素手で掴んだりすると噛まれる危険性があることと、メスのセアカゴケグモは人体に有害な毒を持っていることで注意が必要なクモになっています。
「セアカゴケグモ」には側溝のグレーチング下や公園遊具の裏側など子どもが近づきやすい場所を営巣場所とする傾向がありますので、子どもを公園で遊ばせる際には注意しましょう。
またもし万が一セアカゴケグモに噛まれた場合は、傷口を流水で洗った後、患部を冷やしながら医療機関を受診しましょう。またその際に噛まれたクモを殺虫したうえで病院に持参すれば適切な治療に繋がります。
元々は日本に生息してなかった生き物も温暖化などによって日本国内に入ってきています。万が一の際には正しい知識を持って落ち着いて対応するようにしていきましょう。
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