【今治市】日本の伝統商品を提供し続けている「呉服すがたや」でこれからのシーズンに向けた商品の取り扱いが始まっていました!!
今治市風早町に1925年から続く日本の伝統的な商品を販売している「呉服すがたや」で初夏に向けた商品たちの販売がスタートしていました。
店内を拝見させて頂きましたが、まず初めに出入り口付近に並べられてある涼しげな「下駄」が目に入りましたので呉服すがたやの4代目になる「田中良明」さんに詳細を伺ったところ、
「下駄は店内に並べているものをそのまま購入頂くことも可能ですし、製作期間に2週間ほど頂ければ自分の好みでアレンジした下駄をお渡しすることも可能です。」とお話し頂けました。
下駄は女性用と男性用でサイズの基準が分かれていますので、購入前には確認しておくようにしましょう。
また天井にはお洒落な柄の日傘が吊るされています。この日傘は京都で絞り染めの呉服などを製造している「藤井絞」さんが製作されていて、日差しを防ぐことはもちろん、日傘の内側から太陽光により浮かぶ柄を楽しめるようになっています。
※絞り染めとは 生地の一部を縛ったりつまんだりして圧力をかけ、染料が染みこむ部分と染み込まない部分を意図的に作り出すことで模様を作る技法です。
下駄や日傘以外にも京都で文政6年から熟練の技術で扇子の販売を続けている「宮脇賣扇庵」で製作された「渋扇(しぶせん)」は素材が竹で出来ていることから美しいデザインと独特のしなりや風を楽しめるようになっていました。
また浅草の台東区にある会館以外では販売されていない鹿児島の「つげ櫛」も愛媛県内で唯一購入ができるようになっています。
暑さが増してくるこれからに向けて風情や歴史を味わいつつも実用性のある商品を販売している「呉服すがたや」。興味のある人はお店に1度足を運んでみてはいかがでしょうか?
取材に御協力頂きました、呉服すがたや様。有難う御座いました。
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