【今治市】しまなみ木のおもちゃ美術館がオープン。木育を体感できる新スポットを徹底レポート
しまなみ木のおもちゃ美術館が誕生しました
2026年3月20日10時、今治市に「しまなみ木のおもちゃ美術館」がオープンしました。
「木育(もくいく)」をテーマに、東京の認定NPO法人「芸術と遊び創造協会」が監修した施設で、愛媛県内では初となる「おもちゃ美術館」です。
全国でも15館目となる注目のスポットとなっています。

館内には、木のぬくもりを感じながら遊びを通して学べる空間が広がり、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる内容となっていました。
筆者もプライベートでオープン初日に体験してきましたので、チケット購入から館内の様子まで詳しくご紹介しますね。

料金・チケット購入方法・入館ルールまとめ(平日/土日祝の違い)
施設は屋外の「しまなみオープンパーク」前に専用入口があります。
入口は外側にあるため、来館時はご注意ください。
入場は人数制限が設けられており、平日は1日を通して242名、土日祝は午前242名・午後242名の二部制となっています。
入場券は「いこーよ」での事前購入が可能なほか、当日券も店頭で販売されています。

【平日】再入場可
1日券:10:00~17:00(最終入館16:00)
【土日祝】再入場不可
午前入館券:10:00~12:30までに入館
午後入館券:13:30~16:00までに入館
※いずれも入館時間の区分であり、入館後の滞在時間に制限はありません。
トイレでの出入りは可能です。
なお、プレイするお子様は安全のため靴下を脱いで遊ぶスタイルとなっています。

入館後すぐ体験 五感を育てる「グッド・トイてんじしつ」とは
入場して最初に広がるのが「グッド・トイてんじしつ」です。
「グッド・トイ」とは、遊びを通して五感やコミュニケーション能力を育てることができるおもちゃのこと。

全国のおもちゃコンサルタントによって選ばれており、色や形、音など厳しい基準をクリアしたものだけが並びます。
普段何気なく触れているおもちゃにも、しっかりとした思想や基準があることを知ることができる、興味深いエリアです。

「しまなみおおはし」の下はたまごボールの海が広がる!
館内でもひときわ目を引くのが、「しまなみおおはし」をモチーフにしたエリアです。
その下には、ヒノキで作られたたまご型のボールが広がる「ボールの海」があり、遊び心をくすぐる空間となっています。
このたまごボールにはさまざまな工夫が施されていました。

ぶつかった際の音にはヒーリング効果があり、子どもが飲み込めない大きさで滑りにくい設計になっています。
さらに、ボールの中から魚介類を見つける楽しみもあり、見つけた後は浜焼きコーナーで遊ぶこともできます。

子ども専用エリア 三輪車で走るサイクルロードの楽しみ方
しまなみ海道を再現したサイクリングロードでは、木製の三輪車に乗って遊ぶことができます。
こちらは小学生未満の子ども専用エリアとなっており、必ず三輪車に乗って利用するルールです。

慣れていないお子様の場合、タイヤが引っかかって進みにくいこともありますが、その様子もまた微笑ましい光景でした。
もちろん、保護者が後ろを歩いて見守ることが可能です。

リアルすぎるごっこ遊び 菊間瓦のおもちゃ横丁が人気の理由
なりきり遊びが楽しめる「菊間瓦のおもちゃ横丁」は、まるで本物の商店街のような空間です。

お店屋さんごっこでは、子どもが店員となり、保護者がお客さん役になるスタイルが多く見られました。
一生懸命に盛り付けをしたり、接客を頑張ったりと、それぞれの個性が光る場面が多く、思わず写真や動画を撮りたくなるような瞬間があふれていました。

収穫体験で情操教育 さとやまマルシェ&ごっこファーム
収穫体験ができるエリアも人気を集めていました。
にんじんや大根を引き抜いたり、りんごやぶどう、レモン、みかんなどを収穫。
遊びながら食や自然への興味を育むことができます。

中でも印象的だったのが、みかんのサイズ選別を再現した「柑橘の選果機」のおもちゃです。
S・M・Lに分けられる仕組みで、実際に体験できるのは世界でここだけとのこと。
ちなみに筆者はSサイズでしたが、思わず大人も夢中になってしまう楽しさがありました。

0歳~2歳11ヶ月OK 赤ちゃん専用「木育広場」で安心して遊べる理由
0歳から2歳11ヶ月までを対象とした専用エリア「赤ちゃん木育広場」も設けられています。
木育は2004年に北海道で生まれた教育概念。
今治市は「ウッドスタート宣言」を行っていることもあり、木に触れる環境づくりに力を入れています。

このエリアにも学芸員の方が常駐しており、大きなお子様が入らないよう見守ってくれるため、安心して遊ぶことができます。
内容も充実しており、テーブル遊びからボールプール、トンネル、滑り台、キッチン遊びまで幅広く用意されていました。

また、「サッカースタジアム」は全国のおもちゃ美術館でも初となるスペシャルルームで、テーブルサッカーなどが楽しめます。
実際に体験してみると意外と難しく、思わず自分のゴールに入れてしまう場面もあり、奥深さを感じました。

イベント情報 つみきぶたいの内容と参加ルール
「つみきぶたい」では、1日に数回イベントが開催されます。
オープン当日はドミノ倒しが行われており、積み木を崩す役はおもちゃ学芸員とのじゃんけんで勝ったお子様1名のみ。
大人は参加できませんが、その分子どもたちの真剣な表情がとても印象的でした。

木工体験も可能 おもちゃこうぼうで学ぶものづくり
今回は撮影ができませんでしたが、「おもちゃこうぼう」では木工体験などが行われています。
遊ぶだけでなく、ものづくりの過程に触れることで、より深く木に親しむことができる空間です。

「しまなみ木のおもちゃ美術館」は時間を忘れて楽しめる
オープン初日の午後に訪れましたが、閉館まで終始あたたかな雰囲気に包まれていました。
子どもたちの楽しそうな声と、それを見守る大人の穏やかな表情がとても印象的で、空間全体にやさしい空気が流れていました。
遠方から訪れている方の姿もあり、注目度の高さも感じられます。

「しまなみ木のおもちゃ美術館」は、遊びながら学び、そして木の魅力に触れることができる施設です。
子どもに木育を体験させたい方はもちろん、大人でも新しい発見や楽しさを感じられる場所となっています。
親子で過ごす時間をより豊かにしてくれるスポットとして、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
「しまなみ木のおもちゃ美術館」の場所はこちら↓






