【今治市】初詣は吹揚神社へ。今治城下に鎮座する神社を深掘りして紹介
2025年も残りわずかとなりました。
帰省されたり、年末年始の予定を立てていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな今治市で初詣を考えている方に向けて、今治城跡に鎮座する「吹揚神社(ふきあげじんじゃ)」に取材に行ってきました。
社務所の方や参拝者の方からお話を伺った内容を交えながら、境内の見どころを分かりやすくまとめましたので早速ご紹介していきますねー。

今治市民に親しまれる「吹揚神社」とは
今治市では広く知られている吹揚神社。
現在の境内地は今治城全域・約7,000坪にもおよび、本殿含め5つの神社が鎮座しています。
家内安全・商売繁盛・安産祈願など、さまざまな願いごとを一度にお参りできるのも魅力のひとつです。
初詣はもちろん、観光とあわせて立ち寄る方も多い神社となっていますよ。

吹揚神社(ふきあげじんじゃ)は
今治城に鎮座する本殿
吹揚神社は、1872年(明治5年)より今治城に鎮座する神社です。
正面に見える最も大きな御社殿が本殿で、天照御大神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています。
各種御祈祷もこちらで行われているそうです。
取材時にお会いした城巡りが趣味の方が
「今治城の散策とあわせて参拝した」
と話されており、境内に多くの神社があることに驚いている様子が印象的でした。

住吉神社(すみよしじんじゃ)
受験・就職・必勝祈願に
住吉神社には、
- 天満神社
- 八幡大神
- 厳島大神
- 海神社
など、明治期から現在に至るまで、さまざまな御祭神やお社が合祀されています。
「猿田彦神社」と文字が刻まれた岩の社号標が目印です。

境内には、
- 受験合格
- 就職成就
- 必勝祈願
- 恋愛成就
などの願いが書かれた絵馬が多く見られ、社務所では絵馬も購入できるとのこと。

土居神社(どいじんじゃ)は安産守護の神さま
土居神社は、古くから安産守護の神様として親しまれてきました。
もともとは東洋紡の正面西側にあったお社で、明治42年に現在の場所へ奉遷されています。
御祭神は、日本神話に登場する木花咲耶姫(このはなさくやひめ)。
参拝時には、
「祖母から産土様だと聞いておとずれました。」
と懐妊中の女性とご家族で参拝されている方にもお会いしましたよ。

麁香神社(あらかじんじゃ)は
建築関係者が訪れるお社
境内正面から見て右手奥に鎮座するのが麁香神社。
こちらでは建設業・大工の神さま、家屋敷の守り神をお祀りしています。
もともとは建築家の多い地域にあった神明宮の境内社で、明治5年に奉遷されました。
現在も建築関係の方が参拝に訪れるとのことです。

吹揚稲荷神社(ふきあげいなりじんじゃ)は
赤い鳥居が並ぶ撮影スポット
境内正面から見て左手奥にある、赤いお社が吹揚稲荷神社です。
五穀豊穣・商売繁盛で知られる稲荷神社の分祀社となっています。

連なる赤い鳥居は写真映えするスポットとしても人気の場所で、参拝の記念に撮影される方も多く見られました。

今治城とあわせて楽しむ初詣散策
今治城天守閣では、御城印の購入も可能となっています。
吹揚神社への参拝と一緒に三大水城のひとつ・今治城を散策するのもおすすめですよ。

由緒ある今治城跡に鎮座し、複数のご利益を一度にお参りできる吹揚神社。
初詣はもちろん、観光や散策とあわせて訪れるのにもぴったりの場所です。
2025年の始まりに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「吹揚神社」の場所はこちら↓





